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人の感覚はそれぞれ

人の感覚はそれぞれ
先日、「スヌーズレン」ということばを教えてもらいました。不勉強で、初めて聞いたことばだったので、ググって調べてみました。
調べてみてわかったこと。「スヌーズレン」とは、感覚にアプローチする療育の方法の一つで、1970年代にオランダで始まり、現在は世界45か国以上に広がっている、日本でも数十年前から取り組んでいる施設が少なからずあること。
自分にとって心地の良い感覚刺激の中でリラックスして心身の調子を整えたり、子どもたちの発達を促したりするそうで、感覚刺激に鋭敏すぎて日々ストレスを感じやすい方々にも役に立つとのことでした。

幸か不幸か、わたし自身はどちらかといえば感覚は鈍いほうですが、身近では光、音、匂い、触感などの刺激が鋭いことで苦労している人の話を聞くことがあります。
つい最近も知人から、某アパレルメーカーのあったかシャツを買ったのだけど、着るとチクチクするので捨ててしまったという話を聞きました。あったかシャツを常々ありがたく思っている人間としては、そう感じる人がいるということにけっこう驚きました。
ついつい、自分軸で世界を見てしまうので、人が自分とは違う感じ方をして生きていることに無頓着になってしまいます。けれども、人によって刺激の受け止め方が違い、五感のとらえ方が違うということにもっと想像力を働かせる必要があるのでしょう。

特に、「気にしすぎ」「わがまま」と言われてしまいがちな、発達途上の子どもたちや、非定型の発達特性のある方々が感じている世界、見えている世界は、自分の五感でとらえている世界とは相当違っているかもしれない。人とは違う感覚を持って生きていくだけでも苦労があるのに、さらに心ない言葉によって傷つくことがあるとすれば、それは周囲の人々の想像力のなさという問題。自戒を込めて思います。
2023年01月24日 01:38

お正月疲れ?

こたつネコ人
お正月などの長期休暇明けに「なんだかだるい」「集中力が続かない」などの、もやもやした不調を感じることがあります。
皆さんはいかがですか?
 
不調の原因としては、①睡眠リズムの乱れ、②食生活の乱れ、③運動不足、④普段とは違うストレスの蓄積、などが考えられます。
どんなに楽しい休暇であっても、いつもの生活リズムが乱れたり、帰省や旅行などで気疲れしたりすると、体力と気力が消耗します。
 
また、特にお正月は「新しい年の始まり」ですので、 改めて自分自身を見つめ直したり、人生や将来について考えたりする時間を持つことも多いのではないでしょうか。そうしたことも、実は休み明けの気分を憂鬱なものにしてしまう場合があります。
 
お正月休み明けの「もやもやした不調」が和らぐための対処法を、いくつかご紹介します。
できそうなことから無理なく取り組んでみてください。
 
☆生活リズムを整える(早寝早起き、一日三食を規則正しくいただく、などを心掛ける)。
☆朝、日光を浴びる。
☆食事は消化の良いものを、腹八分目を心がけて。
☆通勤や通学の時、少し多めに歩いてみる。
 
無理なく少しずつ、できそうなことからやってみましょう。
 
ただし、「何かおかしいな」と強く感じる場合や、 不調が長引く場合には、放置せず医療機関を受診することも大切です。
また、「病院に行くほどじゃないけど、もやもやした不調との付き合い方を知りたいなあ」とお思いの方は、カウンセリングをご利用いただくのも一つの方法です。
カウンセリングの中で、皆さんと一緒により良い方法を考えていければ幸いです。
2023年01月14日 15:42

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